なまし について (2004/10/10 作成)

 ドロップカットなど、穴の方向が横方向の石をめがねどめに使うときは、柔らかいワイヤーを使って下さい。
 固かったり、太すぎると石が割れます。無理をして石を割らないように注意して下さい。

 シルバーはなましてある925のものがやわらかいです。
 ゴールドは、18Kは柔らかいものが多く、14K・10Kは固い物が多いです。

 ワイヤーが細く、ボリュームが足りない場合は、ねじり止めにしたり、上部にパーツをつけるとボリュームが出ます。


シルバー925ワイヤー

 シルバー925(スターリングシルバー)のシルバーワイヤーが固いと感じた時は、そのワイヤーが「なまされて」ないからです。
(メーカーによって、なましてあるときと ないときがあるようです)

 なましたワイヤーは、少々太めでも、びっくりするくらい柔らかく、よく曲がります。

 ペグボードを使うときは、なましてからワイヤーを成形し、その後固くするといいです。

 シルバー925のワイヤー(※1)をやわらかくするには、「焼きなまし」が有効です。
 本来は彫金などで、バーナーなどを使うのですが、簡単には台所の料理に使うコンロでも大丈夫です。

 ただ、こんろだと すす(※2)が出て、シルバーワイヤーが黒くなることもあるので、自分のうちのコンロでできるかどうか、「ためし」程度にやってみてください。


! 火を使うので、自分の責任で、十分に注意して行なってください。ワイヤーは、十分に冷やしてから触らないと、思いのほか熱く、やけどをする危険性があります。
 自信がないとき、無理だと感じたときはやらないで下さい。なにかあったとき、こちらでは全く責任は持ちません。



ゴールドのワイヤー
 メーカーにもよると思いますが、私が試したところ、18Kワイヤーは比較的柔らかく、14K・10Kワイヤーは細くても硬いものが多いです。

 ゴールドのワイヤーは、高いので考えもの。18Kなど高いものほど柔らかく加工がしやすいです。
 なませば柔らかくなるんですが、なますと黒くなって、使えなくなってしまうんですよね。


 ご自分用でしたら14Kゴールドフィルはいかがでしょう?
 以前は質が悪かったゴールドフィル。(加工しているうちにフィルがはげてしまっていました)

 久しぶりに14Kゴールドフィル(とても安価)を買ってみると、柔らかく加工がしやすくてびっくりしました。
 ゴールドフィルは変色が怖いのですが、ご自分用に製作されるなら14Kゴールドフィルも言いと思います。

 やっぱりワイヤーも質にこだわりたい、という方は、シルバー925ワイヤーを銀古美色にするのもおすすめです。


柔らかくする(なます)

0 ワイヤーを指で軽く曲げ、もとの固さを確認しておきます。

1 料理箸ひとくみと、大きめのガラスボールに半分程度 水を張って、コンロの近くに置いておきます。

2 10cmくらいのシルバーワイヤーを、(親指と人差し指で輪を作ったくらいの大きさに) 軽く手で巻きます。
 (先を巻きつけると解けにくくなります。)

3 箸を手に持って用意してから、コンロにワイヤーをおいて、火をつけます。

4 炎の色が変わったら、料理箸でワイヤーをつまんで、水につけます。

5 十分に冷えてるのを確認してから指で触ります。もし固いと感じたら、ティッシュでワイヤーを拭いて、再度やってみます。



固くする
なましの反対で 固くする時は、叩きます。
火で熱した後、カンカンと数回ぶつけてから冷やします。

シルバー925のワイヤーなどは、何度も同じ所を曲げなおしたり、しごいたりすると硬くなり、切れやすくなりますのでご注意下さい。



※1 純度の低いシルバーワイヤー、シルバー以外のワイヤーでは、このページのなまし方法は行なわないで下さい。
※2 すすをとる方法もあるにはあります。ただ、「ビーズ」でとどまらず、「彫金」の扱いになり、薬品を使用するため危険度が増します。どうしても調べたい時は、ご自身で彫金の本で調べてください。



「なまし」というのは、うちにある辞書には載ってなかったのですが、料理の「きゅうりなます」のように、「やわらかくする」という意味ではないか と勝手に思ってます。。。違っていたらゴメンナサイ。


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